気になる「ふらつき」 その原因は?
お世話になっております!
最近、利用者様の悩みをお聞きしていると、
「歩く時にふらついて転びそう」
「足がしっかりしていない感じでよろける」
「フラフラするから、壁や手すりで伝うようにしている」
などなどの【ふらつき】を改善したい!というニーズが非常に多いです。

そこで、今回は【歩行時のふらつき】について解説したいと思います!
【目次】
- ふらつきの原因は?
- ふらつきの解決策は?
- メッツァでできるトレーニングは?
- まとめ
⚪︎ふらつきの原因は?
ふらつきの原因ですが、結論から言いますと沢山あり過ぎますので、その方のお身体の状態を評価しないと詳細は分からないです。
ふらつきと一言で言っても、前側に身体が倒れそうになるのか、横側へのふらつきがあるのかによっても原因が変わってきてしまいます。
今日は横方向のふらつきに絞ってお話しします!
横方向のふらつきに多いのが、
①股関節の外側の筋力が弱くなっていること。
②体重移動が綺麗に上手くできていないこと。
が挙げられます。
①股関節の外側の筋力が弱くなっていること。
筋肉の話の前に、少し股関節の話をさせてください。
股関節は身体の上下のちょうど真ん中辺りにあり、上半身と下半身の動きを連結しています。
上半身と下半身、そして左右の足、それぞれの力を伝達したり、連動したりするために非常に大切な関節です。
つまり、股関節は立ち姿勢、歩行時には要の関節なんです!
そんな重要な股関節の外側の筋肉は、骨盤と足の付け根を繋いでいて、身体の横方向の体重移動をコントロールし、身体の横方向にふらつくことを止めてくれる役割があります。
まさに、ふらつきの改善には欠かせない筋肉です‼️‼️
②体重移動が綺麗に上手くできていないこと。
歩行とは、右、左と足を交互に前にステップする動作を繰り返すことです。

改めて言うと、当然のこと過ぎて違和感がありますね笑
足を前にステップするためには左右の重心移動が必要なのですが、ふらつきのある多くの方が、綺麗に体重移動ができていないんです!
左右の体重移動の時に、
身体が傾かないように、真っ直ぐ保てるか?
体重移動した方向と反対の足が浮きそうになるくらいまで体重移動できるか?
ここについては非常に難しいため、リハビリ専門職がしっかりと評価、見極めをさせていただくことが重要と思います。
⚪︎ふらつきの解決!
では、先に述べた2つについて、それぞれ解決策、トレーニング方法をお伝えいたします!
①股関節の外側の筋力が弱くなっていること。
股関節の外側に鍛えるためには、下記のように足を外側に開いていきます。

この時の注意点としては、
手すりやテーブルなど安定したものを持つこと。
身体が傾かないこと。
つま先が正面を向いていること。
高く上げようとして、骨盤の引き上げ、腰に力が入り過ぎないこと。
まずは、10回を2セット行なってみて下さい!
慣れてくると、上げたところで、2秒、3秒と止めるようにして下さい。

痛みが出ないように、転倒には十分注意して行なって下さいね。
②体重移動が綺麗に上手くできていないこと。
⚪︎メッツァでできるトレーニングは?
メッツァでは、
1️⃣股関節の外側の筋力トレーニングでは、手摺を用いて行います。
上記の注意点をしっかりとセラピストが確認しながら、意味のある、効果のある運動を実施していきます!
他にも、筋力がついてきたら、負荷量の調整をさせて頂き、本人様に合ったトレーニングを重ねていけます!
②体重移動を綺麗にするトレーニングについては、コードを用いて行います。
右に体重を乗せてください!と言っても、
このようにお尻だけ出ていまったり、

上体が前のめりになったり、

そうではなく、

綺麗に体重移動ができるように、リハビリ専門職がしっかりと指導していきます!
大きな鏡もありますので、身体の傾きがないかなどの姿勢を確認しながらトレーニングできます。
⚪︎まとめ
今回は、利用者様の悩みとして多い、ふらつきについて説明させていただきました。
ふらつきには多くの原因がありますが、中でもよくある原因となっている
股関節の外側の筋力が弱くなっていること
体重移動が綺麗にできないこと
について解説いたしました!
メッツァでは、利用者様それぞれのお悩みについて、評価して、その方の目標に向けて一生懸命にリハビリをしています!
随時、体験お申し込みを受け付けておりますので、お気軽にご連絡頂けますと幸いです!!
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